20世紀日本人名事典 「一宮松次」の解説 一宮 松次イチノミヤ マツツグ 大正・昭和期の郷土史家 徳島県立阿波中学校長。 生年明治30(1897)年10月15日 没年昭和47(1972)年8月25日 出生地徳島県名西郡入田町(現・徳島市) 学歴〔年〕徳島師範〔大正7年〕卒 経歴大正15年文検に合格。以後、徳島県下の学校で教師をつとめ、昭和20年徳島県立阿波中学校長となる。戦後の公職追放令を受けて辞職するが、追放解除後には板野町教育委員会教育長に就任。また、教育界での活動の傍らで徳島県の郷土史研究を進めており、「山岳武士の研究」や「長尾商事二十年史 社祖長尾伝蔵翁伝」などの編著がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一宮松次」の解説 一宮松次 いちのみや-まつつぐ 1897-1972 大正-昭和時代の郷土史家。明治30年10月15日生まれ。生地徳島県の中学の教諭,校長をつとめ,かたわら阿波(あわ)郷土研究会を運営し,南北朝時代を中心に中世史を研究。戦後は県史の編纂(へんさん)委員などをつとめた。昭和47年8月25日死去。74歳。徳島師範卒。著作に「山岳武士の研究」「中川虎之助伝」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by