一宮豊田神社(読み)いちのみやとよたじんじや

日本歴史地名大系 「一宮豊田神社」の解説

一宮豊田神社
いちのみやとよたじんじや

[現在地名]三原市沼田東町納所 原

三太刀みたち(現豊田郡本郷町)対岸沼田ぬた川南岸に鎮座祭神は市寸島比売命、相殿に宇気母智神を祀る。境内社に稲荷社(祭神は宇迦之御魂神)がある。「国郡志下調書出帳」は現在地から西のみやたにに鎮座と記し、社伝は天保年間(一八三〇―四四)に現在地に移転したという。「芸藩通志」は勧請の時は不詳で、一説土肥実平の勧請というと記す。

建長四年(一二五二)一一月の安芸沼田本庄方正検注目録写(小早川家文書)の仏神田一〇町三反のうちに「一宮三丁七反」とあり、応永七年(一四〇〇)八月の祐明山林返進状(楽音寺文書)によると梨子羽なしわ南方みなみがた(現本郷町)に一宮領の山林六町があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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