一方村(読み)いつぽうむら

日本歴史地名大系 「一方村」の解説

一方村
いつぽうむら

[現在地名]津山市一方

津山城下町の南に位置し、東は井口いのくち村、北はきた村および西北条さいほくじよう小田中おだなか村が吉井川を越えて入込む。元禄一一年(一六九八)以後津山藩領。承応二年(一六五三)「山上り」により集落は山麓に移転(美作略史)正保郷帳では田方二三五石・畑方四二石余、元禄一〇年の美作国郡村高辻帳では五四一石余、うち改出高九二石余・開高一七二石余。寛政元年(一七八九)の津山領郡村高帳では本田畑三六九石余・新田畑一七二石余・新開田畑一四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android