一本独鈷(読み)イッポンドッコ

デジタル大辞泉 「一本独鈷」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐どっこ〔‐ドクコ〕【一本独×鈷】

仏具独鈷に似た文様をひと筋織り出した博多織男帯に用いられる。

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精選版 日本国語大辞典 「一本独鈷」の意味・読み・例文・類語

いっぽん‐どっこ‥ドクコ【一本独鈷】

  1. 〘 名詞 〙 博多織の模様の名。地(じ)に、仏具の独鈷(とっこ)に似た模様を中央に一すじ織り出したもの。
    1. [初出の実例]「帯は筑前の紺博多しかも一本(イッポン)どっこなり」(出典人情本春告鳥(1836‐37)八)

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