デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一立斎文車(初代)」の解説 一立斎文車(初代) いちりゅうさい-ぶんしゃ ?-1862 幕末の講談師。師匠につかずに一本立ちして一立斎と称した。豆腐(とうふ)屋から転じたといわれ,世話物を得意とした。その得意の読み物から2代松林伯円の泥棒伯円に対し巾着切り文車とよばれ,江戸の人気を二分した。文久2年9月16日死去。姓は田中。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例