一色公深(読み)いっしき こうしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一色公深」の解説

一色公深 いっしき-こうしん

?-1330 鎌倉時代の武将
足利泰氏(やすうじ)の子。宮内卿(くないきょう)をつとめる。三河(愛知県)幡豆郡(はずぐん)吉良(きら)荘の一色を領国とし,一色氏の祖となる。同荘の今川を領する今川国氏(くにうじ)の娘を妻とする。のち一族をあげて一色の地をはなれ,元応元年下総(しもうさ)(のち武蔵(むさし))幸手(さって)(埼玉県)を本拠とした。元徳2年2月17日死去。通称一色律師

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android