一重草(読み)ヒトエグサ

デジタル大辞泉 「一重草」の意味・読み・例文・類語

ひとえ‐ぐさ〔ひとへ‐〕【一重草】

ヒトエグサ科の緑藻。浅い海岸の岩上に生え、全体黄緑色で薄く、ほぼ円形をし、縁は波打つ。汁の実や佃煮にする。ひとえあおさ。

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精選版 日本国語大辞典 「一重草」の意味・読み・例文・類語

ひとえ‐ぐさひとへ‥【一重草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物ききょう(桔梗)」の異名。《 季語・秋 》 〔藻塩草(1513頃)〕
  3. 緑藻類ヒトエグサ科の海藻。本州中部から九州にかけての太平洋岸の岩礁上に着生する。葉状体は黄緑色を帯び径数センチメートル、ほぼ円形で薄く、縁は波状。海苔の佃煮(つくだに)原料になる。ひとえあおさ。べっこうあおさ。べっこうのり。《 季語・春 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「一重草」の解説

一重草 (ヒトエグサ)

植物。キキョウ科の多年草,園芸植物,薬用植物キキョウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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