丁子菊(読み)チョウジギク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「丁子菊」の意味・読み・例文・類語

ちょうじ‐ぎくチャウジ‥【丁子菊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キク科の多年草。本州・四国の山地の多湿斜面に生える。高さ二〇~八五センチメートル。地下茎は横にはい、茎は叢生して上部にはちぢれ毛が多い。根葉は鱗片状、下葉は花時には枯死し、中葉は対生して長楕円状披針形、先端はとがり、質はやや厚く、縁には浅鋸歯(せんきょし)があって葉脈は三本が目立ち、やや平行に走る。夏から秋、茎の先に散房状に黄色の頭花をつける。花柄は長くて白毛を密生。頭花は径一二~二〇ミリメートル、すべて両性の小花からなる。〔物品識名(1809)〕
  3. キクの園芸品種の一つ。花は中輪で管状花の花弁が発達してねじれ、特異な形を示す。関西地方や岡山に多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む