丁東(読み)ていとう

精選版 日本国語大辞典 「丁東」の意味・読み・例文・類語

てい‐とう【丁東】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 石や金属、玉などが触れ合う音のさま。
    1. [初出の実例]「老屋蕭条万境空、簷前鈴語響丁東」(出典:蕉堅藁(1403)次韻栢樹心)
    2. 「已にして屋上に一点二点丁東(テイトウ)の音あり」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉自然に対する五分時)
    3. [その他の文献]〔李商隠‐今月二日不自量度〈略〉五言四十韻詩献上〕
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙ていとう[ 一 ]

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android