丁番(読み)チョウバン

日本大百科全書(ニッポニカ) 「丁番」の意味・わかりやすい解説

丁番
ちょうつがい

「ちょうばん」ともいい、「蝶番」とも書く。開き戸などの開閉時に回転軸としての働きをする金具。形によって旗(はた)丁番(二管)、三管丁番、五管丁番などの名称がある。材料は鋼製、ステンレス鋼製、黄銅製などがあるが、ステンレス鋼製が多くなっている。取り付ける枠、扉によって、木製の場合は取付け木ねじを用い、鋼製の場合は溶接によることもある。

 丁番は各種の形状をもち、現場で取り付けるものと、海外では大量生産による羽根片側を枠に、片側を扉に取り付けておき、現場で差し込むだけで取り付けるスナップイン丁番などがあり、その種類も多い。扉重量や使用頻度によって大きさ、取付け数などを選ぶ。

[坂田種男]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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