デジタル大辞泉 「七献の引出物」の意味・読み・例文・類語 しちこん‐の‐ひきでもの【七献の引出物】 室町時代以降、武家の酒宴の際の客への進物。初献に馬、二献に太刀、三献に鎧よろいまたは腹巻き、四献に弓と征矢そや、五献に沓くつと行縢むかばき、六献に鞘巻さやまき、七献に小袖を次々に引き出物としたもの。式の引出物。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「七献の引出物」の意味・読み・例文・類語 しちこん【七献】 の 引出物(ひきでもの) 室町時代以来、武家の盛大な酒宴のときの進物。酒肴七献が出るにつれ、初献に馬、二献に太刀、三献に鎧または腹巻、四献に弓と征矢、五献に沓と行縢(むかばき)、六献に鞘巻、七献に小袖を次々に客に贈呈したもの。式の引出物。〔随筆・貞丈雑記(1784頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例