万壑(読み)ばんがく

精選版 日本国語大辞典 「万壑」の意味・読み・例文・類語

ばん‐がく【万壑】

  1. 〘 名詞 〙 多く渓谷
    1. [初出の実例]「涌珠飛釜分万壑、連波灑落成一川」(出典経国集(827)一〇・和良将軍題瀑布下蘭若簡清大夫之作〈源弘〉)
    2. [その他の文献]〔王維‐送梓川李使君詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「万壑」の読み・字形・画数・意味

【万壑】ばんがく

多くの谷。元・趙孟〔浙江杭州、霊隠寺楹聯 洞、風回(めぐ)り 壑の濤、氣になり 鷲峰雲斂(をさ)まり 千年の桂湖光に印す

字通「万」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む