デジタル大辞泉 「万掛け帳」の意味・読み・例文・類語 よろず‐かけちょう〔よろづかけチヤウ〕【▽万掛け帳】 掛け売りの金額や内容をまとめて書きつけておく帳面。「数年商ひをせしが―をもたせ」〈浮・椀久二世〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「万掛け帳」の意味・読み・例文・類語 よろず‐かけちょうよろづかけチャウ【万掛帳・万懸帳】 〘 名詞 〙 掛売の品物とその代金などをすべて記入しておく掛帳。[初出の実例]「内証は挑灯(てうちん)程な火がふって、大晦日の空おそろしく、万懸帳(よろづカケチャウ)埒明ず屋の、世之介としかられながら」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例