デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「万波醒廬」の解説 万波醒廬 まんなみ-せいろ 1762-1844* 江戸時代中期-後期の儒者。宝暦12年生まれ。備前岡山藩士。昌平黌(しょうへいこう)にはいり,古賀精里らにまなぶ。藩校教授となり,閑谷(しずたに)学校教授を兼任。頼春水(らい-しゅんすい)と親交があり,その墓誌をしるしている。書画,和歌,音楽にもすぐれた。天保(てんぽう)14年11月26日死去。82歳。名は俊誠。字(あざな)は伯信。通称は甚太郎。別号に復堂。著作に「醒廬詩文集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例