精選版 日本国語大辞典 「三世の覚母」の意味・読み・例文・類語 さんぜ【三世】 の 覚母(かくも) ( 「覚母」は智慧を生みだす母 ) 仏語。文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の異称。文殊は智慧をつかさどり、仏は智慧から生ずるところから、覚母(仏母)の称がある。さんぜかくも。[初出の実例]「三世(ゼ)の覚母(カクモ)は行基菩薩として東垂に現じて、衆生をして普く一分の善縁を結ばしめ」(出典:源平盛衰記(14C前)二四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例