三世の覚母(読み)サンゼノカクモ

デジタル大辞泉 「三世の覚母」の意味・読み・例文・類語

さんぜ‐の‐かくも【三世の覚母】

文殊菩薩もんじゅぼさつのこと。

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精選版 日本国語大辞典 「三世の覚母」の意味・読み・例文・類語

さんぜ【三世】 の 覚母(かくも)

  1. ( 「覚母」は智慧を生みだす母 ) 仏語文殊菩薩(もんじゅぼさつ)異称文殊は智慧をつかさどり、仏は智慧から生ずるところから、覚母(仏母)の称がある。さんぜかくも。
    1. [初出の実例]「三世(ゼ)の覚母(カクモ)は行基菩薩として東垂に現じて、衆生をして普く一分善縁を結ばしめ」(出典源平盛衰記(14C前)二四)

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