三井眉山(読み)みい びざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三井眉山」の解説

三井眉山 みい-びざん

1733-1785* 江戸時代中期の医師。
享保(きょうほう)18年生まれ。三井善庵に眼科をまなび,その養子となる。大坂にでて,三井流秘伝の横鍼術(白内障の治療法)をおしみなく公開,門人・患者が門前市をなしたという。天明4年12月8日死去。52歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。本姓黒木。名は良之。通称は元孺。著作に「眼目外障篇」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android