デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三亭春馬」の解説 三亭春馬 さんてい-しゅんば ?-1852* 江戸時代後期の狂歌師,戯作(げさく)者。生家は江戸吉原の妓楼三浦屋。大文字屋村田市兵衛の養子となるが離縁となり,山谷で質屋をいとなんだといわれる。黒川春村に狂歌を,十返舎一九(じっぺんしゃ-いっく),式亭三馬に戯作をまなんだ。嘉永(かえい)4年12月18日死去。姓は磯部,三浦,村田。通称は源兵衛。別号に九返舎一八,3代十返舎一九,3代加保茶元成など。作品に「多気競(たけくらべ)」「御狂言楽屋本説(おきょうげんがくやのほんせつ)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例