三協アルミニウム工業(読み)さんきょうアルミニウムこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三協アルミニウム工業」の意味・わかりやすい解説

三協アルミニウム工業
さんきょうアルミニウムこうぎょう

アルミ建材メーカー。1960年アルミ建材,厨房用品の生産を目的として設立。1966年の政府の住宅建設5ヵ年計画に対応し住宅サッシを発売,また厨房用品分野でも鍋,ケトル流し台などの新製品を開発。1969年以降アルミ建材は激しい価格競争に当面するが,設備増設を積極化。また製品多様化を推進し,室内建具,暖房機器,エクステリアなどの分野にも進出したほか,システムキッチンや高機能型の洗面化粧台など高付加価値商品に特に力を入れていた。2003年立山アルミニウム工業と三協・立山ホールディングスを設立。2006年立山アルミニウム工業を吸収合併し,三協立山アルミ(2012三協立山に改称)となった。

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百科事典マイペディア 「三協アルミニウム工業」の意味・わかりやすい解説

三協アルミニウム工業[株]【さんきょうアルミニウムこうぎょう】

大手サッシ・メーカー。1960年竹平政太郎が富山県高岡市に三協アルミニウム工業を設立。高岡アルミ産地化構想を標榜し,県内に次々と工場新設。ビル用建材が主力で,サッシで業界3位,ビルサッシでは2位。厨房用品にも注力し,総合建材メーカーへ多角化を推進。建材市況の悪化背景に,2003年12月立山アルミニウム工業との経営統合により持ち株会社三協・立山ホールディングスを設立。

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