三宅幾三郎(読み)ミヤケ イクサブロウ

20世紀日本人名事典 「三宅幾三郎」の解説

三宅 幾三郎
ミヤケ イクサブロウ

大正・昭和期の小説家,英文学者



生年
明治30(1897)年10月15日

没年
昭和16(1941)年5月1日

出生地
兵庫県

学歴〔年〕
東京大学英文科卒

経歴
高知高校、文化学院教授などを歴任。大正9年同人誌行路」を創刊、「死へ」などを発表し、「音楽会」で新感覚派一員として文壇に登場。のち英文学の翻訳専念。小説集「山霊」や、サッカレー虚栄の市」などの翻訳がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三宅幾三郎」の解説

三宅幾三郎 みやけ-いくさぶろう

1897-1941 大正-昭和時代前期の小説家,翻訳家。
明治30年10月15日生まれ。大正9年東京帝大在学中に十一谷(じゅういちや)義三郎らと同人誌「行路」を創刊。「音楽会」で新感覚派の作家としてみとめられる。のち英文学の翻訳に専念し,訳書にサッカレー「虚栄の市」,E.ブロンテ「嵐ケ丘」などがある。昭和16年5月1日死去。45歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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