三尊来迎(読み)サンゾンライゴウ

デジタル大辞泉 「三尊来迎」の意味・読み・例文・類語

さんぞん‐らいごう〔‐ライガウ〕【三尊来迎】

念仏者臨終に、阿弥陀如来観音菩薩勢至菩薩三尊浄土から紫雲に乗って迎えに来ること。また、その信仰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三尊来迎」の意味・読み・例文・類語

さんぞん‐らいこう‥ライカウ【三尊来迎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さんぞんらいごう」とも ) 仏語。念仏行者の臨終に、阿彌陀如来観音勢至二菩薩が、極楽浄土に迎えるために出現すること。三尊。三尊の来迎
    1. [初出の実例]「そばなる壁には、三尊来迎有便。九品往生無疑とも書れたり」(出典平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android