デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三幡」の解説 三幡 さんまん 1186-1199 鎌倉時代,源頼朝の次女。文治(ぶんじ)2年生まれ。母は北条政子(まさこ)。大姫の妹で,乙姫ともいう。病が悪化したため京都の鍼博士丹波時長をまねき治療をうけたが,正治(しょうじ)元年6月30日死去。14歳。相模(さがみ)(神奈川県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「三幡」の解説 三幡 没年:正治1.6.30(1199.7.24) 生年:文治2(1186) 源頼朝と北条政子の次女。妹姫の意味で乙姫ともいう。頼朝は当初,姉の大姫の入内を願ったが,大姫の死後は三幡に期待をつなぎ,2代鎌倉殿頼家もこれを継承した。「女御宣旨」を受けたと伝えられるものの入内実現以前に夭逝した。 (杉橋隆夫) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by