三拝(読み)サンパイ

デジタル大辞泉 「三拝」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぱい【三拝】

[名](スル)
三度拝礼すること。また、何回も繰り返して拝礼すること。
我輩の前に叩頭こうとう―して恭しくお世話仕ると云って」〈魯庵社会百面相
仏家で、身・・意の三業さんごう敬意を表して行う拝礼。

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精選版 日本国語大辞典 「三拝」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぱい【三拝】

  1. 〘 名詞 〙 三度拝礼すること。何度も拝礼すること。また、特に仏家では、身、口(く)、意の三業(さんごう)に敬意を表わして行なう拝礼をいう。三礼(さんらい)
    1. [初出の実例]「読師三拝左右相分、就高座」(出典貞観儀式(872)五)
    2. [その他の文献]〔国語‐楚語〕

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