三林亮太郎(読み)ミツバヤシ リョウタロウ

20世紀日本人名事典 「三林亮太郎」の解説

三林 亮太郎
ミツバヤシ リョウタロウ

昭和期の舞台美術家 武蔵野美術大学名誉教授。



生年
明治41(1908)年8月29日

没年
昭和62(1987)年7月4日

出生地
東京

学歴〔年〕
日本大学専門部〔昭和4年〕中退

主な受賞名〔年〕
伊庭賞(第1回)〔昭和23年〕,毎日演劇賞〔昭和29年〕,電通テレビ賞〔昭和29年〕,紫綬褒章〔昭和49年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和56年〕,橘秋子賞功労賞(第8回)〔昭和57年〕

経歴
松竹、東宝TBS藤原歌劇団などで、舞台、テレビ美術を担当。また武蔵野美大教授の他、日本舞台テレビ美術家協会理事長、国際演劇協会日本センター常任理事などを務めた。著書に「ソビエトロシヤ演劇史」「演劇と色彩」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三林亮太郎」の解説

三林亮太郎 みつばやし-りょうたろう

1908-1987 昭和時代の舞台美術家。
明治41年8月29日生まれ。築地(つきじ)小劇場吉田謙吉に師事。昭和7年から松竹少女歌劇のグランド-レビューを担当し,オペラ,バレエなどの装置も手がけた。23年伊庭(いば)歌劇賞,28年毎日演劇賞を受賞。武蔵野美大教授。昭和62年7月4日死去。78歳。東京出身。日大卒。著作に「レヴユウからシヨウへ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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