三浦折り(読み)ミウラオリ(その他表記)Miura fold

デジタル大辞泉 「三浦折り」の意味・読み・例文・類語

みうら‐おり〔‐をり〕【三浦折り】

多く「ミウラ折り」と書く》宇宙工学者の三浦公亮こうりょうが考案した平面の折りたたみ方。折り目は平行四辺形が連続した形になり、一方向に引くだけで開閉ができる。携帯用地図人工衛星の太陽電池パネルなどに利用される。商標名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

法則の辞典 「三浦折り」の解説

三浦折り【Miura fold】

三浦公亮(東京大学名誉教授)が,以前にNASAに在勤中に考案した平面の畳み方.通常のように折り線を直交させず,対称な4枚の平行四辺形を連続した形に折って作成した可展二重波形面である(図のような折り方になる).折り目の頂点に歪みが集積せず,簡単に開閉が可能であり,宇宙探査機の太陽電池パネルの折り畳みに採用されて有名となったが,最近,これとまったく同一の畳み方のシダの葉が発見されて話題となった.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む