三礼師(読み)サンライシ

デジタル大辞泉 「三礼師」の意味・読み・例文・類語

さんらい‐し【三礼師】

七僧の一。法会ほうえで、読経にあたり三礼三度礼拝)の文をとなえる僧。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三礼師」の意味・読み・例文・類語

さんらい‐し【三礼師】

  1. 〘 名詞 〙 僧侶の七役の一つ法会(ほうえ)の読経にあたり、最初にひときわ声高に三礼の文をとなえる者。三礼。
    1. [初出の実例]「主願師・三礼師進仏前、三礼六為可之」(出典大乗院寺社雑事記‐文明四年(1472)七月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android