三菱化工機(読み)みつびしかこうき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三菱化工機」の意味・わかりやすい解説

三菱化工機
みつびしかこうき

石油化学装置の大手メーカー。公害防止機器で先駆的地位にある。 1935年三菱関係各社により創立された化工機製作を前身に,49年企業再建計画に基づいて設立。 57年自動排出型油清浄機の1号機を納入。 62年屎尿・下水処理分野に本格進出。海外企業との技術提携を積極的に行うことで技術力の向上をはかっている。売上構成比は,プラント 38%,環境 42%,機械 20%。年間売上高 477億 5100万円 (連結。うち輸出7%) ,資本金 39億 5600万円,従業員数 626名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「三菱化工機」の解説

三菱化工機

正式社名「三菱化工機株式会社」。英文社名「Mitsubishi Kakoki Kaisha, Ltd.」。機械工業。昭和24年(1949)設立。本社は川崎市川崎区大川町。プラント建設会社。石油・ガス・化学プラントなどを手がける。ほかに油清浄機・各種分離機など。東京証券取引所第1部上場。証券コード6331。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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