三農(読み)サンノウ

デジタル大辞泉 「三農」の意味・読み・例文・類語

さん‐のう【三農】

《「周礼天官大宰の「三農九穀を生ず」から》平地で行う農業(平地農)、山地で行う農業(山農)、川沢で行う農業(沢農)のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三農」の意味・読み・例文・類語

さん‐のう【三農】

〘名〙 (「周礼‐天官・大宰」の「三農生九穀〈注〉鄭司農云、三農、平地・山・沢也」から) 平地での農耕と、山地での農耕と、川沢での農耕の称。転じて、農作業をすること。また、それによる収穫
経国集(827)二〇「誠使三農叶節千箱盈一レ庾」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android