20世紀日本人名事典 「三鬼陽之助」の解説
三鬼 陽之助
ミキ ヨウノスケ
- 生年
- 明治40(1907)年8月3日
- 没年
- 平成14(2002)年10月8日
- 出生地
- 三重県尾鷲市
- 学歴〔年〕
- 法政大学法学部〔昭和6年〕卒
- 経歴
- 昭和6年ダイヤモンド社に入社。「ダイヤモンド」産業担当記者、「投資経済」編集長、「東洋経済新報」論説委員、「日刊東洋経済」編集長などを経て、28年財界研究所を設立、経済誌「財界」を創刊。“経営は人なり”を信条に、戦後の経済復興に取り組む経営者の姿を取り上げ、“財界のご意見番”“財界鬼検事”と呼ばれた。30〜40年代に活躍した桜田武、小林中、水野成夫、永野重雄らを“財界四天王”と名付けるなど三鬼語録も多い。48年相談役、59年会長。衆院選に立候補したこともある。著書に「経済記者の足跡」「決断力」「社長受難時代」「会社と経営者」「悲劇の経営者」「財界夜話」「三鬼社長学」(全5巻)など多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報