上り地町(読み)あがりちまち

日本歴史地名大系 「上り地町」の解説

上り地町
あがりちまち

[現在地名]福井市照手てるて二丁目

三橋みつはし町通の南側にある。結城秀康の夫人長寿院の屋敷地であった。後その子勝山城主松平直昌の北庄きたのしよう屋敷となり、勝山より大野に、さらに天和二年(一六八二)その子直明の時、明石あかし(現兵庫県明石市)所替となると、屋敷は上地となって、その跡地に建てられた町である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android