上交(読み)うわがえ

精選版 日本国語大辞典 「上交」の意味・読み・例文・類語

うわ‐がえうはがへ【上交】

  1. 〘 名詞 〙うわまえ(上前)下交(したがえ)
    1. [初出の実例]「脇あけのうはがへの裾を足のくびにつかせて」(出典:満佐須計装束抄(1184)二)
    2. 「成程かまはぬあゆみぶりなれ共、上(ウハ)がへの蹴出し腰のひねり」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)江戸)

うわ‐がいうはがひ【上交】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うわかい」とも ) =うわまえ(上前)下交(したがい)
    1. [初出の実例]「衽 衿也 衣前蔽也 宇波加比」(出典:新撰字鏡(898‐901頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「上交」の読み・字形・画数・意味

【上交】じようこう

上に交わる。

字通「上」の項目を見る

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