上佐陀村(読み)かみさだむら

日本歴史地名大系 「上佐陀村」の解説

上佐陀村
かみさだむら

[現在地名]松江市上佐陀町

下佐陀村の北西に位置し、西は佐陀川を挟んで秋鹿あいか古志こし村、北は名分みようぶん(現鹿島町)。上佐田とも記される。郷帳類などに下佐陀村がみえるが、これは当村を含むとみられる。元禄二年(一六八九)検地では本田高四三三石余であったが、うち一八三石余の引方があり、残高内訳は田高二三三石余・畑高一六石余(寛政四年「島根郡西組村々万差出帳」土井家文書)。「雲陽大数録」に上佐田とみえ、高四三〇石。寛政四年(一七九二)の前掲万差出帳によると家数三六(本百姓一一・名子間脇二五)・人数一九一、馬二・牛一〇、舟四がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android