上土器遺跡(読み)かみどきいせき

日本歴史地名大系 「上土器遺跡」の解説

上土器遺跡
かみどきいせき

[現在地名]甲府市桜井町 上土器

大蔵経寺だいぞうきようじ山南にある瓦窯跡・集落跡の複合遺跡。互窯跡のみをさす場合は上土器瓦窯跡ともいう。標高二六三メートルに位置。一帯大山沢おおやまざわ川・平等びようどう川流域の低平な沖積地で、良質な粘土が採取される。現況はブドウ園で、甲斐国分寺(現一宮町)所用瓦が出土したことから瓦窯跡の存在が推定されていた。昭和六二年(一九八七)に初めて調査が行われ、翌六三年に山梨県生産遺跡分布調査に伴う調査が、また平成六年(一九九四)には宅地建設に伴う調査が行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む