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上天神信仰 じょうてんしんしんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

上天神信仰
じょうてんしんしんこう

天空そのものないしは天の象徴物に対する信仰。天空は死者の世界として,善人の意識の世界として,あるいは,安寧,不幸,無欲の世界とみなされている。また超自然力の所在地や至高神の居所,あるいは諸超越物の象徴として重要と考えられている。神話や儀礼のなかにその偉大さと崇高なることを表現し,その信仰は,天文学や地文学の発達をも促してきた。太陽,月,星などに特定の神格を与える民族などでは,天を神の世界とし,人間の生きる世界と明確に分別して,両世界の相関を信仰の中枢に据えてきた。日本でいう天下とはまさに地上世界のことであり,天皇,天子とはまさに天空,地上の両界を往来しうる人物であることを意味した。 (→地母神信仰 )  

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