上我野村(読み)かみあがのむら

日本歴史地名大系 「上我野村」の解説

上我野村
かみあがのむら

[現在地名]飯能市南(みなみ)・坂石町分(さかいしまちぶん)・坂石(さかいし)・坂元(さかもと)・高山(たかやま)・北川(きたがわ)・南川(みなみかわ)・吾野(あがの)

高麗(こま)川上流の山間の村。秩父郡に属し、中世には当地一帯に吾那(あがな)郷が成立していた。慶長四年(一五九九)の上吾野御縄の上惣郷高辻(浅海家文書)は、上吾野の地域を「かまくらさかより小丸あなきりまて」とし、「くすう分」「中沢分」「北川分」「高山分」をあげている。「くすう」はのちの南川村の小名久通(くづう)、中沢(なかざわ)は同じく南村の小名中沢、北川はのちの北川村、高山はのちの高山村であろう。惣高は二二二貫四五五文、ほかに屋敷年貢二二貫二三二文があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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