上方風(読み)かみがたふう

精選版 日本国語大辞典 「上方風」の意味・読み・例文・類語

かみがた‐ふう【上方風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上方特有の慣習様式傾向
    1. [初出の実例]「髪が上方風(カミガタフウ)で、化粧まですっぱり上方さ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)
  3. 京・大坂などの都会風。田舎風と対立させて用いた語で、必ずしも関西風とは限らない。
    1. [初出の実例]「図に当らず、犬死などいふ事は、上方風の打上たる武道なるべし」(出典:葉隠(1716頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む