デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上杉春子」の解説 上杉春子 うえすぎ-はるこ 1640-1658 江戸時代前期,上杉綱勝(つなかつ)の妻。寛永17年生まれ。保科正之(ほしな-まさゆき)の長女。夫は出羽(でわ)米沢藩(山形県)30万石の藩主。実母お万の方が加賀金沢藩100万石の藩主前田綱紀(つなのり)と縁組みする側室の娘,松子をねたんで万治元年7月,毒殺をくわだてた席で,手違いで毒入りの膳をあたえられ27日中毒死。19歳。通称は徳姫。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例