上板橋町(読み)かみいたばしちよう

日本歴史地名大系 「上板橋町」の解説

上板橋町
かみいたばしちよう

外堀に架かる上板橋の西側、上板橋筋に面して形成された横町。「京都府地誌」に「文禄四年、沼沢ヲ埋メ、開く処、下弐箇町同前」として、大和やまと町・中之なかの町の名も挙げる。大和町は上板橋町の西、中之町は北の町。外堀以西のこの一帯は、豊臣秀吉の伏見城下町造成の際、元来低湿地であった所を外堀の建設によって掘出された土砂で埋めて町地としたので、堀際近いほど十分に盛土されて湿潤から免れ、町地としての開発が早くなることになる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む