上果(読み)じょうか

精選版 日本国語大辞典 「上果」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かジャウクヮ【上果】

  1. 〘 名詞 〙
  2. じょうか(上花)
    1. [初出の実例]「なほも、まことの上果(クヮ)芸風にいたるべき入門は、三体のみ也」(出典至花道(1420)二曲三体の事)
  3. すぐれた結果修行のすぐれた到達点。または迷いを去った悟りの境地
    1. [初出の実例]「等覚無垢之上果(クヮ)也」(出典:太平記(14C後)一七)
    2. [その他の文献]〔諸経要集‐一〇〕〔魏収‐北斉三部一切経願文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android