上津守神社(読み)かみつもりじんじや

日本歴史地名大系 「上津守神社」の解説

上津守神社
かみつもりじんじや

[現在地名]淀江町稲吉

宮田みやたに鎮座する。旧村社。祭神は表筒男命・少彦名命ほか九神。正徳六年(一七一六)の汗入郡川西神社改帳(宇田川村史)に上津守大明神とみえ、稲吉いなよし村の南方に東西二〇間・南北三三間半の社地があり、宮は五尺・六尺の柿葺とある。享保五年(一七二〇)以降は稲吉村のほか、高井谷たかいだに村の氏神ともなった(棟札)航海漁業の守護神として崇敬され、「津守」とはかつて淀江平野が日本海の湾であったことと関係すると伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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