上海臨時政府(読み)しゃんはいりんじせいふ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「上海臨時政府」の意味・わかりやすい解説

上海臨時政府
しゃんはいりんじせいふ

大韓民国臨時政府ともいう。1919年三・一独立運動が起こると、国内外の独立運動家たちが上海に参集してつくった亡命政府。大韓臨時議政院を組織し、共和制を骨子とする10か条からなる臨時憲章を公布、同年4月11日臨時政府を樹立した。また国内の民衆と結び付くために聯通(れんつう)制などの組織をつくったが弾圧のために打撃を受け、また、政府内部でもイデオロギーの対立が激化し、弱体化したものの、金九(きんきゅう/キムグ)らの献身的努力で解放まで存続した。

[宮田節子]

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