上綱(読み)ジョウコウ

デジタル大辞泉 「上綱」の意味・読み・例文・類語

じょう‐こう〔ジヤウカウ〕【上綱】

《「じょうごう」とも》僧綱そうごううち上位の者。
生物分類学上、必要な場合に亜門の間に設けられる階級脊椎動物亜門を無顎上綱と顎口上綱に分けるなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上綱」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こうシャウカウ【上綱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じょうこう」とも ) 三綱(さんごう)中の上座、またはその位にある僧。また、碩学の僧に対する尊称
    1. [初出の実例]「山門の上綱等、子細を奏聞の為に」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android