上西連村(読み)かみさいれんむら

日本歴史地名大系 「上西連村」の解説

上西連村
かみさいれんむら

[現在地名]磐梯町大谷おおたに

大谷川の北岸、大谷川堰を隔てて下西連村の北に位置し、塩川組に属した。古くは下西連村と一村で、西連寺さいれんじ村と称していたが、のちに分村して上西連寺村となり、その後、上西連村と改称した。本村の西に町屋まちや北西石生いしゆう新田の端村がある。北東部には栃沢とちざわ山・山などの小峰が連なる。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では上西連寺とあり、高三八八石余。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」に村名が載る。文化一五年(一八一八)の村日記では高五八二石余。「新編会津風土記」によると家数は本村二六・町屋一二・石生新田五。

慶長一四年(一六〇九)上・下の両西連寺村と赤井田あかいだ(赤枝村)落合おちあい村との間で入会争論が生じた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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