上関町と中間貯蔵施設

共同通信ニュース用語解説 「上関町と中間貯蔵施設」の解説

上関町と中間貯蔵施設

1982年に当時の山口県上関町長が中国電力の原発誘致を表明した。東京電力福島第1原発事故の影響などで建設予定地の埋め立て工事が停滞し、町は2023年2月に代替となる地域振興策を中国電に要望。同年8月、中国電は使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設を関電と共同で設置したいと申し入れ、町は建設可否を判断する調査の受け入れを表明した。調査が始まると、町は最大で年1億4千万円の交付金を得る。財源不足の解消と地域経済の活性化に充てる方針。中間貯蔵施設が完成すれば、東京電力などが出資する青森県むつ市の施設に次いで国内2例目となる。

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