上馬場村(読み)かみばんばむら

日本歴史地名大系 「上馬場村」の解説

上馬場村
かみばんばむら

[現在地名]八潮市上馬場・中央ちゆうおう

古綾瀬ふるあやせ川の氾濫原の沖積地に位置し、西は西袋にしぶくろ村・柳之宮やなぎのみや村。慶長八年(一六〇三)代官頭伊奈忠次が「上はんは村」に出した年貢割付状(浜野家文書)によると、田六町一反余・畑屋敷六町余(うち屋敷二反余)、年貢は米二八石余・永一貫六六二文。田園簿では田方九六石余・畑方四七石余、幕府領領主変遷つる曾根そね村と同じ。天保六年(一八三五)の八条領村鑑(小沢家文書)によると、貞享元年(一六八四)検地で高二一一石余、反別は田方一二町余・畑方一三町五反余、村組は本田と作右衛門さくえもん新田とに分れ、反別は本田方が一六町一反余(一三九石余)、新田方が九町四反余(七二石余)で、二名の名主がいた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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