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村方文書 むらかたもんじょ

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世界大百科事典 第2版の解説

むらかたもんじょ【村方文書】

地方(じかた)文書,名主文書庄屋文書ともいい,日本近世の村で作成された文書類(日記などの記録類や絵図などを含む)の総称。村方文書の多くは領主との関係において作成された公文書であるが,これとは別に私的な文書も各種のものが作成された。また明治期に戸長を務めた家には前代の文書に引き続き,明治前期の村文書も残っている。村方文書とは,狭義には近世の村における公文書を指すが,広義には上記のような各種の文書をも含めた呼称である。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の村方文書の言及

【古文書】より

…様式も複雑多様化し,和紙生産の展開と庶民教育の普及により,数量の増大のみならず,庶民性をもつところに特色がある。大量の村方(地方)文書を含む膨大な近世文書の伝存は,近世社会が文書主義に基づく文書を媒介とする支配を行い,民衆はこれによって権利の保証とするなど,積極的意図によって保存・廃棄してきたが,近代に至って伝存主体の歴史的性格の変化に伴い,保存思想が薄れ,湮滅・減少した。第2次大戦後の社会変動と物資不足は旧華族・地主所有の文書・記録類を散逸・湮滅の危機にさらしたため,その保存対策がとられ,近世庶民史料調査委員会の全国的調査,文部省史料館(国立史料館)の発足をみ,地方史研究が盛んとなった。…

※「村方文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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