日本歴史地名大系 「下三宮村」の解説 下三宮村しもさんのみやむら 福島県:喜多方市下三宮村[現在地名]喜多方市上三宮町(かみさんみやまち)吉川(よしかわ)濁(にごり)川を隔てて上三宮村の南西にあり、南東は同川を隔てて大荒井(おおあらい)新田村、南西は岩沢(いわさわ)村。古くは上三宮村と一村で三宮村と称していたが、万治―寛文(一六五八―七三)頃に上・下の二村に分れたという(新編会津風土記)。小荒井組に属し、本村の南に端村荒屋敷(あらやしき)(新屋敷)がある。寛文六年の「会津風土記」に村名が載り、「新編会津風土記」によると家数は本村四二・荒屋敷一。文化一五年(一八一八)の村日記では高八三九石余。幕末から明治期の当村肝煎手代木逸八は小荒井組郷頭手代木助左衛門の次男で、天保九年(一八三八)肝煎肩替勤を郡奉行・代官から命ぜられている(「勤書控」喜多方市史資料叢書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by