下付(読み)カフ

デジタル大辞泉 「下付」の意味・読み・例文・類語

か‐ふ【下付】

[名](スル)金品書類などを役所から下げ渡すこと。「証明書下付する」「下付金」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下付」の意味・読み・例文・類語

か‐ふ【下付】

  1. 〘 名詞 〙 政府や役所などから人民に金や物、書類等を授け与えること。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
    1. [初出の実例]「冬期休業が来て舎生が帰省の旅費を下附された晩」(出典:途上(1932)〈嘉村礒多〉)

した‐つけ【下付】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「したづけ」とも ) 書状で、へりくだる意を表わすために署名の下に付ける、上・謹状・再拝・九拝などの語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android