下保昭(読み)かほ あきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下保昭」の解説

下保昭 かほ-あきら

1927- 昭和後期-平成時代の日本画家。
昭和2年3月3日生まれ。西山翠嶂(すいしょう)に師事。昭和25年日展に初入選,以後同展で活躍,42年「遥」で文部大臣賞,44年日展評議員。60年「水墨黄山」のシリーズで芸術選奨文部大臣賞。63年日展を脱退して無所属。平成3年京都市文化功労者。富山県出身。砺波(となみ)中学卒。

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百科事典マイペディア 「下保昭」の意味・わかりやすい解説

下保昭【かほあきら】

日本画家。富山県生れ。砺波中学卒。1949年西山翠嶂に師事。1950年《港が見える》で日展入選。1962年日展会員(1988年退会)。近江八景連作で知られ,中国に取材して山水画展開。1985年《水墨黄山》シリーズで芸術選奨文部大臣賞。

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