日本歴史地名大系 「下外内島村」の解説 下外内島村しもとのじまむら 山形県:鶴岡市青竜寺川・内川流域地区下外内島村[現在地名]鶴岡市外内島(とのじま)・城南町(じようなんまち)海老島(えびしま)村の南、民田(みんで)村の北東にあり、内川が西流する。鶴ヶ岡城下から南へ向かう六十里越街道(大鳥道)の道筋にあたる。上外内島・下外内島・信州(しんしゆう)三ヵ村の総称として外之島・外野島・殿内島・殿島・外島などとも書かれ、当村はその中心集落。元亀四年(一五七三)九月七日の武藤義氏安堵状(長泉寺文書)によれば、長泉(ちようせん)寺分として「殿内嶋」六〇〇刈の地などが安堵されている。「筆濃余理」は義氏が同年家督を継ぎ、領中の寺社に判物を改出したうちの一通としている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by