日本歴史地名大系 「下岡本村」の解説
下岡本村
しもおかもとむら
下岡本村
しもおかもとむら
[現在地名]河内町下岡本
中岡本村の南、鬼怒川右岸に位置する。中世には一帯に岡本郷が成立、近世には河岸が開設する。元和六年(一六二〇)分郷により下岡本村となる。近世はおおむね宇都宮藩領。慶安郷帳では高八六五石余、田方五五四石余・畑方三一一石余。延宝九年(一六八一)の百姓諸役明細書上帳(五月女久五文書)によると田四八町七反余(うち上田三八町余)、畑屋敷八〇町六反余(うち上畑三九町余・屋敷三町七反余)。元禄一〇年(一六九七)の村明細帳(同文書)によると江戸廻米は中岡本村
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報